保有割合減少の背景を探る

今回の題材

『株式会社ZOZOの創設者、あの前澤友作氏が264億円を資金化!』

どうして前澤氏は264億円もの資金を必要としたのでしょうか?

前澤友作氏は、株式会社ZOZOの創設者。

起業家・実業家としてだけでなく、ミュージシャン、現代アート作品の収集家、最近ではYouTuberとして多彩な才能を生かし、活躍されています。

そして彼の名前を全国区、いやいや全世界に轟かせたのは、

そう、あの民間人として月旅行への同乗者第一号に名乗りを上げたことです。

2018年、スペースX社の本社工場に置かれた実物のロケットの間を前澤氏がゆっくりと歩いて登壇し、

イーロン・マスク氏や大勢の報道陣を前にした彼の堂々としたスピーチ

『….I chose to go the moon !』は本当にかっこ良かったです。

さて、今回はそんな前澤氏が、保有しているZOZOの株式を264億円相当現金化した話題です。

それにしても何に使うんでしょうね?

可能性① ~月旅行の残金支払い?~

さすがに公開されている変更報告書を見たところで資金化後の使い道はわかりません。

月旅行の費用は、マスク氏のコメントから判断するとどうやら前払いのようです。

旅行契約の内容は未公開なので詳細は不明ですが、今年12月に打ち上げを行うことを考えると、

残金支払いがあるならば、その支払いに充てられるかも知れません。

今年5月にキー局の生放送に出演した前澤氏が月旅行の費用として、1席が50億円位で、2席分なので総額はかける2であるという主旨のコメントをしています。

真偽は分かりませんが、恐らく100億円前後という感じでしょうか。

すでに大半を支払っているとしたら、今回支払う金額は、264億円のほんの一部と考えた方が妥当です。

可能性② ~借金の返済?~

ところで前澤氏の借入総額ってどれ位?

変更報告書で公表されている情報を元にざっくりと計算すると、以下の結果となります。

担保差入れ株数 41百万株×過去6か月平均価格3,100円×担保掛目70%=約890億円

これはあくまでも借入可能金額の上限を想定しているので、時価変動を考慮した実際の借入総額は、大体600億円から700億円と推測できます。

2019年に某週刊誌にプライベートに関してある事無い事を報道された時に、

前澤氏が自身の借金は『約600億円です』と言った内容と比較しても、さほど違和感はありません。

月旅行の前に金融機関から借金返済を迫られた?

前澤氏に融資をしている金融機関は、今回予定されている月旅行の際、前澤氏に万が一の事(縁起悪い事言ってすいません)があった場合でも、

貸出金が取り戻せるように、しっかりと担保を取っているはずです。

でも金融機関に長年勤めている私の感覚で考えると、

将来発生するリスクが合理的に見積れないイベントがある場合には、金融機関の審査担当者は、担保管理を極端に保守的にするのが普通です

先程は、一般的な株式担保の場合の掛目を70%として試算しました。

私が審査担当者なら、50%でも心配で仕方ありません。

だって前澤氏は既にZOZOの経営とは無関係とは言え、大株主に万が一の事があれば、株価に悪影響が出ないとは言い切れないからです。

可能性③ ~何か買い物リストがあるのか?

あの前澤氏ですので、どうしても欲しいアート作品や不動産が出てきたかもしれません。

もしそれなら、週刊誌やネットで『前澤氏、〇〇を200億円で購入!』といった話題を提供してくれるでしょう。

個人的にはそれはそれでワクワクします。

まとめ

いくつか資金化後の使い道について可能性を考えてみました。どうでしょうか?

前澤氏が260億円前後のキャッシュを手にするという事実以外は、全くの想像ですのでどれが事実かは前澤氏しか正解を知りません。

ただ、何となくあれが正解だろうなあ~。

使用資料

変更報告書 No.50(提出日令和3年4月1日)、同 No.52(提出日令和3年5月26日)、

出所:EDINET

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