公開買付に準じた行為

今日は、工作機械の専門商社である株式会社トミタ(8147 JQ 時価総額60億円)の話題です。

出所:2021年8月19日 株式会社トミタ 
主要株主及び主要株主である筆頭株主並びに大株主の異動に関するお知らせ 
公開買付に準ずる行為として政令で定める買集め行為に関するお知らせ 
適時開示情報閲覧サービス

概要

(株)トミタの代表取締役社長である富田氏が保有株式668,200株(12.88%)の内、503,500株(9.71%)を自身の資産管理会社に移動させました。

公開買付に準じた行為とは

総議決権の5%以上の株式を買い集める行為をいいます。

企業オーナーが資産管理会社に議決権の5%以上、株式移動する際に適用され、開示対象となります。

東証の上場規定で適時開示する手続き

  • 主要株主の異動

議決権10%以上保有又は保有しなくなった場合、重要事実とされるもの

富田氏の保有株式比率が12.88%から3.17%となり、議決権10%以上を保有する主要株主ではなくなったため、重要事実として適時開示するもの

  • 公開買付に準じた行為として株式を取得した会社が発行企業に要請して適時開示するもの

富田氏の資産管理会社であるトミコーポレーションが9.71%(5%以上)取得したため、公開買付に準じた買集め行為とされ適時開示対象となったもの

金融商品取引法に基づく開示書類

  • 大量保有報告書

トミコーポレーションは、今回初めて保有比率が5%以上となったため、大量保有報告書を提出する必要があります。

  • 変更報告書

富田氏は、保有株式比率が1%以上減少したことから、変更報告書を提出する必要があります。

まとめ

オーナーによる上場株式の資産管理会社への移動は、結構提出書類が多いので、証券会社に任せた方が楽だと思われます。

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