1円ストックオプション

今回は、楽天グループ(4755 東証1 時価総額1.8兆円)の話題です。

出所:2021年9月29日 楽天グループ株式会社
当社執行役員・・に対するストックオプションの付与について
適時開示情報閲覧サービス

概要

楽天グループは役職員774名に対する1円ストックオプションの付与を発表しました。

新株予約権の目的となる普通株式数は、2,188,800株です。

開示情報を見て思う事

最近のストックオプションには、売上や業績条件が付与されている場合が多いですが、本件はこうした条件はついていません。

代わりに付与後1年~2年までは15%まで、2年~3年までは35%まで、3年~4年までは65%まで、4年~10年までは100%権利行使が出来る建付けとなっています。

いわゆるべスティングという条件が付与されていますので、100%権利をするには、最低でも4年以上は在籍する必要があります。

権利行使価額は1円ですので、在籍さえしていれば、業績に関係なく権利が行使できるので役職員には一定の安心感はあります。

開示情報にも掲載されていますが、優秀な人材を引き留めることも当然の目的となっていますので、これから最低4年は働いて下さいねという事だと思います。

まとめ

今の株価(1,120円)で今回割当てられた普通株式の評価を算出したところ、25億円になりますので、1人当たり3百万円余りです。

あくまでも現在の株価を前提にしていますので、将来株価が上がれば受取金額は増えます。

これから4年間働いてボーナスが3百万円が安いか、妥当か、それで優秀な人材の引き留めに有効なのか、悩ましいところです。

当然、会社価値が向上し、今の株価が上がることが前提ですから、業績向上に努められると思いますが。

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