担保株式の入替

本日は、家電製品の販売を手掛ける株式会社ノジマ(7419 東証1 時価総額1,456億円)の野島廣司氏を兄にもち、自らもパソコン販売の株式会社PCデポ(7618 東証1 時価総額257億円)を率いる野島隆久氏の話題です。

出所:2021年7月9日 
変更報告書 No.4 提出者1及び2につき、担保契約等重要な契約の締結 
変更契約書 No.18 提出者1及び2につき、担保契約等重要な契約の締結
EDINET https://disclosure.edinet-fsa.go.jp/

内容

隆久氏が、7月2日、野村信託銀行に差入れていたPCデポ株式(360万株)の担保契約を解除し、同日、ノジマ株式(70万株)を担保として差し入れました。

担保価値としては、PCデポ株360万株×485円=17億円に対して、ノジマ株70万株×2,840円=20億円です。

恐らく、野村信託銀行側からすれば、貸出極度枠はそのままで、担保だけが入れ替わった形だと思われます。

感想

今回の変更報告書を眺めていると、隆久氏が代表取締役を務めるPCデポの株式については、担保契約の変更に加えて、株式を贈与していたことがわかります。

108,000株(保有割合0.21% 約53百万円)の贈与ですので、恐らくお子様への贈与だったのかも知れません。

ただ、ここ数年、今回のように比較的少額の贈与が頻繁に見受けられますので、徐々に自社株を次世代に移しているのかも知れません。

以前、テレビ番組、カンブリア宮殿に兄の廣司氏が出演し、兄弟間で経営方針の違いにより、気まずい関係だったと赤裸々に語っていたことを思い出します。

兄弟で、それぞれ上場企業の社長を務め、お互いの株式を持ち合う構図となっていますので、今回のような担保入替があると、どうしても行動の背景が何だったのかと気になります。

finance chart
最新情報をチェックしよう!

企業オーナーの最新記事8件