40番観自在寺(かんじざいじ)から42番仏木寺(ぶつもくじ)まで①

  • 2021年8月16日
  • 2021年9月5日
  • お遍路
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区切り打ち9回目
き遍路2日目
/6日2021年3月29日(月)
天気:晴れ
コース:愛媛県南宇和郡愛南町柏から西予市宇和町まで
歩行距離:55km
歩行時間:12時間8分
宿泊場所:民宿みやこ

通常、一日の歩行距離を30km前後として、その日の宿を決めます。

ただ今回はコロナ禍の中、休業している宿が多く、適当な場所に宿がない為、

歩行距離を延ばすことにしました。

チー坊
今回は、区切り打ち(9回目)2日目です。

宿「かしわ」から松尾トンネルまで

柏坂へんろ道
柳水大師
つわな奥展望台
津島大橋

5時40分、今日は歩行距離が長いので日の出前に宿を出発です。

あたりは随分と明るくなっていましたが、まだ星空が見えます。

宿の方に教わった通り、川沿いの道に沿って歩きます。

20分位で柏坂へんろ道の入り口に着きました。

kashiwa 7

柏坂を登り始め、6時を過ぎると周りもうっすら明るくなってきました。

ただ、今日は誰も先に歩いた人はいないとみえ、蜘蛛の巣が絡みつきます。

前日の松尾峠(標高300m)は急坂と言われていますが、

この柏坂は標高が460mあり、海岸近くから一気に登るので、

こちらの方が感覚的には急だと思います。

kashiwa 1

坂を登っていると、

何か動物の群れ(といっても恐らく3頭くらい)が遠いところで、

山を駆け上がるのに度々遭遇しました。

お尻が白い動物だったので、恐らく鹿だと思いますが、

薄暗い山の中、自分以外に人間はいないところなので、かなり怖い経験です。

kashiwa 2

6時20分、柳水大師に到着。

弘法大師が、往来の旅人の渇きを癒すために柳の杖でつき立て

水を湧き出させたという伝説が残る場所です。

まだ登りは続きます。

標高460mの水準点を越えると突然、視界が開けます。

kashiwa 3

6時45分、つわな奥展望台に到着です。

写真はまだ朝早い時間なので、全体的に白ばんでますが、

複雑な地形をした由良半島が、

朝日の上る中で素晴らしい景色を提供してくれました。

ここまで一気に登ってきたので、景色を楽しみながら休憩です。

kashiwa 4

tuwana 2

ここからは下りになります。途中に休憩所があります。

写真には納めませんでしたが、地元の人が昔話

紙芝居のように数十メートルおきに並べてくれていたので、

読みながら坂を下ります。

tuwana 2

山を下ると津島町を川に沿って歩く遍路道になります。

この季節は川沿いに植えられた桜が奇麗です。

外国の珍しい景色も素敵ですが、

これぞ日本の原風景という感じで贅沢な気持ちになります。

tushima 1

9時、津島病院前のバス停に到着。

津島大橋の手前にあるコンビニで買った

朝食用のパンを食べてエネルギーを補給します。

へんろ道は国道56号を歩きますが、

津島町の市街地を抜けると松尾トンネルに向けて登り始めます。

松尾トンネルからJR宇和島駅まで

宇和島松尾峠へんろ道
馬目木大師
宇和島城
龍光院

9時45分、松尾トンネルの入り口に到着。

トンネルの脇を登っていくのが宇和島松尾峠へんろ道です。

高知県との県境にある松尾峠と混同しないように、

宇和島の地名がついているようです。

matuo 1

matuo 2

へんろ道が奇麗に整備されていて、トンネルが出来る前は

相当人の往来があったのではないかと思われます。

標高220mも登ったという感じがしないまま、へんろ小屋に到着。

いわゆる休憩所ですが、手入れが行き届いています。

matuo 3

峠を抜けるとへんろ道は、砕石工場の脇に出ます。

石を砕く音やベルトコンベヤーで運ぶ音が響き、

ダンプカーがひっきりなしに通りますので、足早に通り抜けます。

しばらく山を下ると再びへんろ道は国道56号と合流します。

matuo 5

これまで山の中を歩いてきただけに、

宇和島のような大きな町を歩くことに戸惑いを感じます。

へんろ道は宇和島の市街地に向けて進んでいきます。

11時45分、馬目木大師に到着です。

馬目木大師は、弘法大師ゆかりの場所ですが、

住宅街の中にひっそりと往時の面影を残しています。

何となく少し寂しい気持ちになりました。

mamiki 1

馬目木大師を後にして宇和島の市街地を歩きます。

宇和島城を間近に見ながら龍光院に向かいます。

12時15分、龍光院に到着です。

ryuko 1

小高い丘の上にあり、宇和島の市街地を一望できます。

この場所は、宇和島城の鬼門に位置しています。

宇和島藩の安泰を祈願して建立されたとのことです。

龍光院は、別格霊場であり、また40番札所の奥之院です。

ryuko 2

奥之院というと山奥にひっそり佇んでいるイメージがありますが、

ここは市街地のど真ん中で、開けた場所にあります。

訪れる人も少なく、静かに宇和島の街を眺めるにはもってこいの場所です。

ryuko 3

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