立会外分売

本日は、DPT(机上印刷)大手、日本創発グループの元代表取締役である鈴木氏が開示した変更報告書を紹介します。

立会外分売
出所 株式会社日本創発グループ
2021年7月1日 鈴木隆一氏 変更報告書No.4 https://disclosure.edinet-fsa.go.jp/
2021年6月21日 株式の立会外分売実施に関するお知らせ
適時開示情報閲覧サービス https://www.release.tdnet.info/
立会外分売は、株主数を増やしたい時に使われる

内容

鈴木氏が、資産管理会社で保有している同社株式1.83%(約336百万円)を、立会外分売にて資金化した。

立会外分売とは

通常、オーナー等の大株主が、東証1部等へステップアップする時に、株主数条件を充足させることを目的として株式を小口化して売却するものです。

売却条件は公表され、個人投資家を中心に不特定多数の株主に立会外で売却されます。

目的が不特定多数の株主に取得してもらうことにあるため、1人が多量の株式を取得出来ない仕組みです。

実務上の取扱い

5%未満の株式を小口化して売却するので、株価への影響は少ないと言われています。

手続きは、執行日前日の立会取引終了後、買付価格と買付株数の上限が公表されます。

通常、買付価格はディスカウントされます(今回は3.08%)。

翌日立会取引開始前に、買付の申込みのあった投資家に対して売却されます。

まとめ

立会外分売の株数総数は1.164千株、鈴木氏の株式は1,013千株でした。

恐らく、鈴木氏以外にも資金化した人がいたようです。

保有株式比率が5%未満の株主は変更報告書には出てきませんが、立会外分売は5%未満の株式を比較的簡単に売却する手法と言えます。

mrk 1
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