甲浦駅(かんのうら)から24番最御崎寺(ほつみさきじ)まで②

  • 2021年7月23日
  • 2022年4月21日
  • お遍路
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今回は区切り打ち7回目2日目の後半です。夜行バスで徳島駅に入り、電車で甲浦駅まで移動した後は、室戸岬を目指して海岸線を歩きます。前半では、ちょうど中間点にある夫婦岩までを紹介しました。後半は、最御崎寺の宿坊までです。

夫婦岩から御蔵洞(みくろど)まで

14時過ぎに夫婦岩を出発し、次に目指すは室戸青年大師像です。相変わらず、変わらない海岸線の風景です。

16時少し前にようやく室戸青年大師像前に到着しました。大きな大師像が立っているので遠くからでも目立ちます。

ここまで来れば、室戸岬はもう目と鼻の先です。大師像の近くまで行くことが出来ますので、時間があれば是非行ってみてください。

この辺り一帯は「室戸ジオパーク」に位置しています。大昔に度重なる大地震で、海底が隆起してできた奇石奇岩が海岸線に見れます。

写真の奥に見えるのは、「弘法大師行水の池」と呼ばれる池です。弘法大師が修行中に行水をしたと伝えられる場所です。

弘法大師が悟りを開いたという御蔵洞(みろくど)です。残念ながら今は修復工事の最中で中に入ることが出来ませんでした。

下の写真は前回2010年、御蔵洞の中から海を撮ったものです。弘法大師が「空海」と名を付けたのもわかります。

上の写真で入口の形が、ポケモンのキャラクターに似ていると思いませんか?ピカチューにそっくりですよね!きっと今ならインスタ映えする有名スポットの一つになること間違いなしです。御蔵洞はあきらめて、周りを散策しながら最御崎寺へ向かいます。

16時15分、最御崎寺への遍路道入口に到着しました。

御蔵洞から24番最御崎寺まで

あとは、この上り坂を登った先にある最御崎寺を打って今日は終わりです。

亜熱帯植物に道が塞がれてなかなか難路です。この洞窟には、大師の母君が訪れた際、嵐が起こった為、大師が風を静め、岩をねじ伏せたという伝説があるそうです。

16時30分、最御崎寺に到着です。

鐘楼堂です。NHKのゆく年くる年で除夜の鐘が放映される時、ここが映ります。

この石をたたくと鐘のような高い音がすることから、鐘石と呼ばれています。

本日の宿 最御崎寺へんろセンター

へんろセンターは、本堂脇を抜けるとすぐあります。

大きな施設でしたが、宿泊は2組だけだったようです。わざわざ食事を作って頂いて申し訳なかったかなと思いました。

区切り打ち1日目を終えて

区切り打ちの初日は、通常、足慣らしの為に比較的短い距離を計画するのですが、今回は途中に適当な宿がないことから、初日から長距離を歩きました。運よく、今日は天候に恵まれましたが、これが暴風雨の中での遍路だったらと思うと、まさに修行を地でいくようなものです。室戸岬の東海岸は、山が海岸線まで迫っている地形からか、大きな漁港がなく、小規模な町が点在し、のんびりとした時間が流れています。日々、時間に追われた生活に慣れている私には、新鮮な世界であり、こうした経験が歩き遍路の魅力でもあります。

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