お遍路の歴史①

  • 2021年5月24日
  • 2022年4月21日
  • お遍路
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お遍路の歴史とは?

今回から3回に分けてお遍路の歴史について紹介していきます。お遍路は、弘法大師ゆかりの場所を訪れることです。でもそれだけではないので、もう少しだけ掘り下げてみましょう。henro 1

平安時代以前

修験道そのもの

もともと日本人は、自然を恐れ敬い、神とする自然信仰を持っていました。それが仏教の伝来によって、神と仏を同一視する神仏習合の思想へと発展し、吉野や熊野といった山岳地域を中心に、修験道信仰が盛んになりました。空海(弘法大師)も吉野や四国で修行をしたと伝えられています。修験道信仰とはどういうものですか?山に籠り厳しい修行を行うことで、悟りを得られるとする信仰のことです。henro 6

平安時代末期

衛門三郎伝説  逆打ちの起源  祖師信仰

やがて修行者を中心に四国巡礼や熊野参詣が盛んになります。彼らは、道すがら祠や寺を建てていきました。空海の弟子達も修行として空海ゆかりの寺を巡り歩いたようです。その後、『衛門三郎伝説』と『祖師信仰』が結びつくことで弘法大師に対する信仰(大師信仰)が広がったとされています。衛門三郎伝説ってどんな話ですか?衛門三郎という人物が四国遍路を始めたと言われているんだ。Henro 2

衛門三郎伝説とは?

衛門三郎は、愛媛県に住んでいた豪農でした。大変裕福にもかかわらず、強欲非道な人物で、ある日、慈悲を乞う修行僧に対して口汚くののしりました。するとそのあと、彼には不幸が続きました。その修行僧が、四国を巡っている空海ではないかという話を聞き、詫びるために、彼の後を追いかけたことが始まりとされています。なかなか会えない中で、逆の順番で追いかけたところ、ようやく空海に会うことが出来たことから、逆打ちは、より縁起がいいと言われています。

祖師信仰とは?

仏教は非常に多彩な宗教です。そのため、庶民が全体を理解するのが大変でした。そこで我が国では、仏教を分かり易く説いた宗派の開祖が信仰の対象となりました。空海(弘法大師)も真言宗の開祖として、人々の信仰の対象となっていました。なるほど!衛門三郎伝説と人々の空海への信仰が結びついてお遍路=空海(弘法大師)になったんですね。henro 7

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