変更報告書の謎コメント

今日は、日経新聞にも掲載されていますが、米独立系投資銀行のフーリハン・ローキーが、M&A助言を手掛けるGCA株式会社(2174 東証1 時価総額600億円)を公開買付する話題です。

出所:2021年8月3日 GCA株式会社
「Houlihan Lockey, Inc.によるGCA株式会社に対する公開買付けの開始に関するお知らせ」
適時開示情報閲覧サービス https://www.release.tdnet.info/

概要

明日、公開買付届出書で詳細は公開されると思います。
現時点での情報に基づくとTOB価格は1,380円ですので、代表取締役である渡辺氏が応募した場合には、約53億円(税引前)が入金される見込みです。
TOB価格は、通常約30%のプレミアムがつきます。
今回は、前日の終値が1,051円ですから、妥当なTOB価格と言えそうです。

開示資料を見て思う事

たまたま珍しい開示資料として目についた、先月発表されたGCA渡辺氏の記事が思い起こされます。
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hennko 1
開示資料の中で、わざわざ「提出者は発行会社が東京証券取引所へ新規上場してから当該株券を一株も売却しておりません」とコメントしていました。
自らの会社でTOBの話が水面下で進んでいる中で、そりゃ売れないですよ。
インサイダー取引になるので、売れないということに加えて、30%もプレミアムが乗って株式を売却できるのですから、売るわけないです。
勝手に推測するなら、あのコメントは、これから株価が上がるから買った方がいいよ♪♪っていうメッセージかもしれないですね。
とにかく、普通は書かないコメントを載せていたタイミングを考えると、何か意味があったんでしょうね。
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