39番延光寺(えんこうじ)から40番観自在寺(かんじざいじ)まで

  • 2021年8月15日
  • 2021年9月18日
  • お遍路
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区切り打ち9回目
歩き遍路1日目/6日

2021年3月28日(日)
天気:大雨のち曇り

コース:JR宿毛駅から柏地区まで
歩行距離:33km
歩行時間:6時間48分
宿泊場所:かしわ
区切り打ちの初日と最終日は、交通の便がいい場所まで移動する日。

今日は、前回の終了地点であるJR宿毛駅まで移動し、スタートです。

足慣らしの為、初日は無理しないようにします。

チー坊
今回は、お遍路を始めて9回目の区切り打ちです。前回の終了地点であるJR宿毛駅まで飛行機と電車を乗り継いでやってきました。

高知駅から宿毛駅

JR高知駅8:20発『特急しまんと1号』中村駅行きに乗り、

前回の打ち終わり地点であるJR宿毛駅に向かいました。

中村駅では、土佐くろしお鉄道宿毛線 宿毛行きが接続します。

土佐くろしお鉄道は、車体にイラストが描かれていて、

撮り鉄でなくても、どこか楽しい気持ちになります。

10:45過ぎに宿毛駅に到着です。

朝からあいにくの雨。

しかもかなり大粒の雨で、夕方までは止まないとの予報。

区切り打ちでも一日くらいは、雨の中を歩くこともあるので、

最低限の雨具は持参しています。

ただ、高知は、南国特有のメリハリの効いた気候なので、

降る時は雨具がほとんど機能しないことの方が多いです。

宿毛駅から松尾峠

励ましメッセージボード
茶屋跡
大師堂跡

11:00宿毛駅で荷物を整えて、雨対策もしっかりとやって出発です。

駅周辺の市街地を抜けるとすぐに住宅街となります。

緩やかな登り坂と下り坂を幾度か繰り返しながら、3kmほど進みます。

その後、小深浦地区から松尾峠(標高300m)への登山道になります。

峠までは大体1kmくらいですから、ちょっとした急坂という感じです。

道すがら、地元の子供が書いてくれた

励ましメッセージボードが後押ししてくれます。

松尾峠(標高300m)までは、自然が残った山道です。

宿毛駅から1時間ほどで峠に到着します。

晴れていれば、登山道の途中から宿毛湾の絶景を見れるはずですが、

雨で視界が遮られていてそれもかないません。

江戸時代は、交通の要所として普通の日で200人、

多い日には300人が通ったとのこと。

峠には、茶屋跡大師堂跡などが残されており、

当時の盛況振りが偲ばれます。

henro 5

今回は、気持ちに余裕がなかったので、中には入りませんでしたが、

大師堂跡に建てられているお堂の中は、いつでも宿泊が出来るようにと

地元の人が手入れをしてくれているとのことです。

それにしても雨の勢いが凄いです。

登山道はちょっとした小川と化してしました。

私の靴はトレイルランニング用のシューズなので、

もはや足の感覚がなくなる位、靴の中はびしょびしょでした。

防水機能付きの靴下も全く機能していません。

松尾峠から観自在寺

松尾大師
40番札所・観自在寺

松尾峠は高知県と愛媛県の境界です。

これで高知県とはお別れで、これからは愛媛県に入ります。

ここから菩提の道場の始まりです。

愛媛県に入ってからは、だらだらとした下り坂が続きますが、

とにかく道が整備されています。

こんなにも県によって取り組みが違うのかという位はっきりしています。

松尾峠を下り、一本松地区にある松尾大師を目指します。

ここまでで峠から1時間くらいです。

松尾大師は、県道沿いにある割には、特に何があるわけでもありません。

元々は峠にあったものをこちらに移転したそうです。

ここからは、観自在寺へ向かう道が2択になります。

私は大雨ということもあり、とにかく最短距離で移動することにし、

国道56号線を歩くことを選択しました。

国道沿いを2時間程歩き、

15:00に40番札所・観自在寺に到着しました。

国道からの狭い参道を抜けると立派な仁王門にたどり着きます。

Henro 6

皇室や宇和島藩にゆかりのある寺ですので、

堂々とした佇まいです。

仁王門の天井に目をやると、奇麗な十二支の方位盤が飾られていました。

今回は、昼食の時間が山の中であることを想定していたので、

あらかじめ高知駅でサンドイッチやおにぎりを買いだめしました。

観自在寺周辺まで来れば、コンビニなどもあるので、補給も可能です。

観自在寺から宿まで

天気予報通り、観自在寺を後にしたあたりから雨が小雨になりました。

歩きやすくはなりましたが、靴の中は相変わらずのびしょびしょ状態です。

今日は、観自在寺を参拝するだけでしたので、

時間を気にすることなく、のんびり歩くだけです。

国道56号沿いの道は、印象に残る景色もなく、

市街地と海沿いを交互に歩きます。

どんよりとした海の景色を見て、気を紛らわしながら進みます。

観自在寺から約3時間歩いて18:00頃に宿へ到着しました。

宿のかしわさんは、素泊まりでしたので、

隣のコンビニで夕食を買い、宿で食べました。

かしわさんは、元々はフルサービスの旅館だったようです。

現在の経営者になってからは軽食と素泊まりのサービスになったようです。

隣にコンビニがあるので不便は感じません。

1日目を終わって

コロナ禍の中、こうして再びお遍路が出来たことに感謝しています。

歩き遍路は、私にとっては1人で歩くというだけの行為ですが、この状況が出来るのは、家族や仕事の関係者の理解があります。

あいにくの天候でしたが、純粋に歩けるという喜びを感じながら、これからの長旅に身体を順応させることを考えて歩きました。

まずは順調に初日を過ごすことが出来たことに感謝です。

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