公開買付に準じた行為②

今日は、通販大手のベルーナ(9997 東証1 時価総額785億円)の話題です。

出所:2021年8月24日 株式会社ベルーナ 
株式会社フレンドステージアセットマネジメントによるベルーナ株式買付けに関するお知らせ
適時開示情報閲覧サービス

概要

ベルーナのオーナーである安野清氏、公氏のご夫妻が、資産管理会社であるフレンドステージアセットマネジメントへ8.26%分のベルーナ株式を売却するとのことです。

本件は、いわゆる5%以上の議決権株式を取得する際の東証ルールに則って、公開買付に準じた行為として適時開示されたものです。

開示情報を見て思う事

フレンドステージアセットマネジメントは、既に持株比率が34.88%であり、配当金益金全額不算入となる保有比率3分の1超となっています。

従って、なぜ追加で8.26%を移したのでしょうか?

推測ですが、株価が今年3月の最高値から、現時点では半値ほどまで下落していることから、譲渡課税が低いうちに株式を移動させたのかも知れません。

あるいは、今回の売却で清氏の持株比率が、3%未満となることから、配当金課税率が20%となることを考慮したかもしれません。

まとめ

実際に、今回の8.26%(約62億円相当)がどうなるかは、5営業日後に開示される変更報告書を待つ必要があります。

ただ、資産管理会社がこの金額をどこかの金融機関から調達するのでしょうか?

あるいは清氏、公氏からの貸付になるのでしょうか?

相応の金額ですから気になる所です。

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