69番観音寺(かんのんじ)から75番善通寺(ぜんつうじ)まで

区切り打ち4回目
歩き遍路5日目/7日

2016年5月25日(水)
天気:小雨のち曇り
コース:観音寺市八幡町から善通寺市善通寺町まで
歩行距離:33km
歩行時間:9時間30分
宿泊場所:善通寺宿坊
今日は、札所が密集しており、効率よく参拝することが出来ましたが、一方で見どころが多いので中身の濃い一日です。
本山寺の馬の像
阿弥陀三尊磨崖仏
笠松大師
捨身ヶ嶽禅定

70番本山寺(もとやまじ)

6時30分に朝食を頂き、出発しました。
今回の区切り打ちでは初めて小雨の中の遍路です。
本山寺までは、5kmほどの道のりを財田川沿いに歩いていきます。
7時40分、本山寺(もとやまじ)に到着しました。
弘法大師による一夜建立の寺として有名なお寺さんです。
寺の創健当初に弘法大師によって建立したといわれる五重塔ですが、残念ながら工事中でした。
本尊は、四国八十八か所霊場で唯一の馬頭観音です。
大師堂の隣に実物大の2頭の馬の像が立っています。

71番弥谷寺(いやだにじ)

弥谷寺までは12kmほど、国道11号沿いを中心に歩きます。
犬とやぎを散歩に連れている方に会いました。
田園地帯を抜け、これから弥谷寺へ向かう農道を歩きます。
10時20分、弥谷寺の仁王門に到着しました。
仏の山だけあって、何となく重たい空気を感じながらの参拝です。
仁王門をくぐると、本堂までは合計で540もの石段を上らなければならない難所です。
大師堂に到着です。
岩山に取り込まれたように建っています。
阿弥陀三尊磨崖仏(あみださんぞんまがいぶつ)です。
ここ弥谷山は、山域全体に仏が住んでいる霊山として古くから信仰を集め、多くの修験者が修行し、その際にたくさんの仏像が刻まれてきたそうです。
こちらは弘法大師が刻んだものと伝えられています。
階段をひたすら上ってたどり着いた本堂からの景色です。
雨は止みましたが、まだ讃岐平野には雲が残っています。
100年以上も山門脇で営業を続けている茶屋です。
店内には、俳句の短冊がびっしりとぶら下がっています。

72番曼荼羅寺(まんだらじ)

弥谷寺から72番曼荼羅寺へ向かう途中、大池にあるゴルフセンターです。
どう見ても池に向かっての打ちっ放しですが、ボールはどうするのでしょうか?
11時50分、4kmほどの遍路道を歩いて曼荼羅寺(まんだらじ)に到着です。
笠松大師です。
こちらは、枯死した樹齢1200年の老松、通称「笠松」の幹を使い、弘法大師の像を彫ったものです。

73番出釈迦寺(しゅっしゃかじ)

通常の松葉は2枚ですが、この三鈷の松の針葉は3枚あるそうです。

これを財布の中に入れておくと、お金に不自由しないと言われています。またこちらの三鈷の松には、子宝に恵まれるご利益があるそうです。

出釈迦寺までは、曼荼羅寺から歩いてすぐです。
12時30分に到着しました。
境内は、こじんまりしています。
こちらは求聞持大師の像です。
弘法大師が虚空蔵菩薩の真言を百万回唱え、求聞持の法を修行する姿で、この姿をした大師像があるのは、こちらだけだそうです。
こちらに荷物を置かせてもらい、奥之院に向かいます。

捨身ヶ嶽禅定(しゅっしゃがだけぜんじょう)

出釈迦寺から奥之院までは、標高差400m、距離にして1.5kmの急な上り坂を進みます。
奥之院は、我拝師山(標高480m)の頂上にありますが、舗装されている道が大半です。
柳の清水です。
今でも枯れることなく水が湧き出ており、この水で薬を飲むと病気が治るといわれています。
時刻は13時です。
出釈迦寺を出てから30分ほどで奥之院に到着します。
さすがにここまで来る人は、そうそういないと思っていたら、30,000回も捨身ヶ嶽禅定に参拝している人がいるそうです。
奥之院に参拝したあとは、いよいよ御行場へ向かいます。
まさにここからは、岩をよじ登って進みます。
最後は鎖につかまって頂上に到着です。
弘法大師が幼少期に、多くの人を救いたいとの想いでこの断崖絶壁から身を投じた捨身ヶ嶽伝説が残っています。
その時、弘法大師がお釈迦様を拝むことが出来たことから、我拝師山と名付けられたと言われています。
写真のすぐ下に先程の奥之院が見えます。
それにしても讃岐平野はもとより、瀬戸内海まで見通せる絶景です。
体力と時間に余裕がある方向けだとは思いますが、もし機会があれば是非、奥之院、そして捨身ヶ嶽禅定に参拝してみることをお勧めします。

74番甲山寺(こうやまじ)

甲山寺(こうやまじ)までは3km程度の距離です。
14時20分、到着しました。
岩窟の毘沙門天です。
岩窟のお堂に安置された、弘法大師が石を割って刻んだという毘沙門天です。
甲山寺建立のきっかけを作ったいう不思議な翁がこの岩窟から出てきたそうです。

75番善通寺(ぜんつうじ)

遍路道沿いにはこうした美しい花が溢れていて、疲れていても癒されます。
遅めのお昼をようやく見つけたうどん屋さんでとります。
地元の常連の方に注文方法を教わって、ぶっかけうどんを頂きます。
有名なカタパン屋さんです。
残念ながら到着が遅すぎました。
14時45分、善通寺に到着しました。
ここは、弘法大師が誕生した真言宗善通寺派の総本山として、多くの参拝者が訪れていました。
境内はとにかく広く、伽藍と呼ばれる東院と、誕生院と呼ばれる西院に分かれます。
こちらは金堂と呼ばれる本堂です。
参道を通って、仁王門をくぐり西院に入ります。
重要文化財に指定されている建造物などもありますので、くまなく見るなら相当時間が必要です。
大師堂です。
さすがは弘法大師生誕の場所だけあって、お遍路さんがいたるところにいます。

本日の宿 善通寺宿坊

お遍路さんなら、やはり泊まってみたいと思う善通寺の宿坊です。
この日も多くのお遍路さん(ツアーの人が多かった)が宿泊していました。
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