63番吉祥寺(きちじょうじ)から64番前神寺(まえがみじ)まで②

前回からの続きは、伊曽の橋(メロディ橋)を渡ってからです。

旧讃岐街道
延命寺のいざり松

旧讃岐街道~伊曽の橋から~

橋を渡ると遍路道は、加茂川を上流に進みます。

こちらは1,500本の桜が植えられた河川敷で、春にはお花見で多くの人が集まるそうです。

実は、武丈公園を過ぎた後に、遍路道の道しるべを見落としてしまい、住宅街へ迷い込んでしまいました。

何となく旧道の雰囲気とは違うと思いながら、地図を見直して道迷いを確信。

何とか修正して、写真の地蔵原地蔵庵まで辿り着きました。

弘法大師が四国巡錫の際、この地にて一夜で地蔵菩薩像を石刻安置されたと伝えられています。

のどかな田園地帯を抜けると、道は再び国道11号に合流します。

国道だけあって、大型バスやトラックがビュンビュン走っています。

時刻は10時10分ですが、小腹が空いてきたのでコンビニで小休止です。

旧讃岐街道~延命寺まで~

再び遍路道は、JR中萩駅近辺で旧道(旧讃岐街道)と新道(国道11号)に分かれます。

ここから暫く、というか当面の間、長い長い旧道を進みます。

交通量が明らかに減少し、のどかな旧道を進みます。

車がすれ違うにはギリギリ位の道幅に、歩道と車道を隔てる白線がこの先ずっと続きます。

前回、お昼でお世話になったうどん屋さんがいつの間にかなくなっていました。

11時20分、JR新居浜駅が最寄り(相当離れていますが)である喜行地にある、うどん屋さんで昼食です。

お決まりの讃岐うどん、ぶっかけです。

今日の行程ではまだ半分も歩いていません。

現在の喜行地商店街の風景からは、往時の賑わいを想像することは出来ませんが、昭和30年代には商業の中心地として多くの方が行き交う地でした。

商店街を抜けると、旧道は再び住宅街を通ります。

いくら歩いても景色が変わらない状況がしばらく続きます。

こちらは、国道と合流し、新居浜市と四国中央市を隔てる関の戸峠(標高160m)の入口にあった遍路宿です。

地元の方がお遍路の為に、こうして自宅の一部?を宿として無料で提供してくれているのです。

峠を越えたところで、ようやく道しるべに延命寺の文字が出てきました。

前神寺を打った後に、目標らしい目標と言えば、この延命寺しかありません。

あと5km余りで延命寺に到着しますが、さらにそこから宿までは12km歩かねばなりません。

14時20分、別格札所の延命寺に到着しました。

弘法大師お手植え伝説のいざり松が有名なお寺です。

明治時代には枝が傘状に東西30m、南北20mに広がっていたという巨大な松の木でしたが、1968年末に枯れてしまい、現在は幹だけが横たわり往時をしのばせています。

今日の宿まであとひと踏ん張りです。

といってもまだ12kmあります。

寺のある伊予土居には、営業している宿がいくつかあるので、こちらで泊まられる方も多いようです。

延命寺から宿まで

時刻は15時、のどかな田園地帯を歩きます。

遠くには瀬戸内海を望む素晴らしい景色の中を歩くのですが、この区間が実感としては、いくら歩いても遠いのです。

前にお遍路さんを見つけました。

今回の区間では、3人くらいのお遍路さんと遭遇しましたが、最近ではかなり高い確率です。

16時、ようやく今日の宿がある伊予三島の街が見えてきました。

いや~、今日はよく歩きましたが、ゴールまでは本当に遠いです。

17時20分、今日の宿、ホテルリブマックス伊予三島に到着です。

直前には空が暗くなり始め、雨雲が接近していたことから、かなり大急ぎで歩きました。

この後、大雨になり、間一髪でホテルに逃げ込むことが出来ました。

本日の宿

 

ビジネスホテルは何時にチェックインしても、チェックアウトしても構わないので、時間を気にせず歩くことが出来るというメリットがあります。

ただ食事は自分で探す必要があり、近くの街中華屋さんで夕食です。

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