6番安楽寺(あんらくじ)から1番霊山寺(りょうぜんじ)まで

  • 2021年7月9日
  • 2021年10月4日
  • お遍路
  • 5view
区切り打ち5回目
歩き遍路3日目/3日

2017年5月1日(金)
天気:晴れ
コース:板野郡上板町からJR板東駅まで
歩行距離:18km
歩行時間:5時間
5回目の区切り打ちは、本日で終了です。
この後は、弘法大師が高野山を開く前、修行したとされる吉野から高野山までの山道を走るトレイルランニングの大会に参加する為に吉野に移動しました。
2010年に歩き遍路を始めて、中断した時期を経てようやく八十八か所の札所を全て打ち終わりました。
5番地蔵寺の大銀杏
境内の手入れが行き届いた庭園
極楽寺の長命杉

宿 民宿寿食堂から5番地蔵寺(じぞうじ)まで

6時半に朝食を頂き、荷物をまとめて出発しました。

地蔵寺までは田園の中を2kmほど歩きます。

7時30分、5番地蔵寺に到着です。

1200年前から連綿と受け継がれてきた真言宗の古刹です。

こちらは樹齢が800年を超える大銀杏の大木です。

幹が太く、四方八方に枝を伸ばしている姿は、境内を長い間見守ってきたぬくもりを感じます。

境内は、12,000坪の広さを有しており、かつての面影を感じます。

時間が早かったので、誰もいませんでしたが、日中には地元の方がくつろぐ景色が浮かぶ、ほっとする空間です。

地蔵寺は、約200体の羅漢が納められた五百羅漢堂が有名です。

本堂脇の参道を通り、石段を上ったところからの景色です。

緑に囲まれた景色は、心が落ち着きます。

4番大日寺(だいじにちじ)

5番地蔵寺から、4番大日寺までは2kmほどです。

更に山あいに進みます。

地蔵寺からは、ゆるやかな上り坂を進みます。

8時15分、大日寺に到着です。

寺名は、大日如来を本尊とすることから来ています。

八十八か所霊場の中で大日如来を本尊とする寺は少なく、珍しいお寺さんです。

朱塗りの門は、とても特徴的です。

裏山に近く、森の木々がお寺を囲むような雰囲気があります。

3番金泉寺(こんせんじ)

金泉寺までは5kmほどです。

途中、徳島自動車道の高架下をくぐり、里山の遍路道を進みます。

1番霊山寺から順打ちする場合、恐らく最初に歩く里山の遍路道だと思います。

こういう道標には歴史を感じます。

9時30分、金泉寺に到着です。

朱塗りの仁王門をくぐると広い境内が見えてきます。

弘法大師由来の黄金の井戸があったのですが、今回は写真を撮り忘れているようです。

当時水不足で悩む地元の民の為、弘法大師が井戸を掘ったとされ、いまでも水が湧き出ています。

本堂脇には庭園が広がり、思わず長居したくなります。

他にも弁慶の力石などの見どころがあるのですが、どうも写真が残っていません。

2番極楽寺(ごくらくじ)

極楽寺までは、2.5kmほどの距離です。

住宅街の中を歩いて10時30分に到着です。

極楽寺も金泉寺と同様に庭園の手入れが行き届いており、石と樹木の調和が素敵です。

本堂と大師堂は、庭園を抜けた先の小高い丘の上にあります。

極楽寺と言えば、長命杉が有名です。

樹齢1100年以上の巨木で、弘法大師自ら植樹されたとの事です。

千年以上の風雪に耐えた老木の霊気を受けることで、長寿、病気平癒が叶うと言われています。

1番霊山寺(りょうぜんじ)

1番霊山寺までは、1.5kmほどです。

11時に到着しました。

7年前に初めて参拝し、歩き遍路に必要な用具を買い揃えたお寺さんです。

本当に感慨深いものがあります。

泉水池越しに見る大師堂です。

境内は広く、多くの参拝者の方で活気に満ちています。

パンダの置物があるのは、中国からの観光客向けですか? 謎ですが。(笑)

帰りの電車に時刻に合わせて、ゆっくりと境内で結願の余韻に浸りました。

最寄りの板東駅までは、500m前後です。

駅は、住宅街の中にひっそりと建っています。

11時45分、駅に到着しJR高徳線で徳島駅へ移動しました。

区切り打ち5回目を終えて

7年越しでようやく結願しました。

不思議なもので、結願という節目を迎えたにもかかわらず、これで歩き遍路は終わりという気持ちにはなりませんでした。

むしろ、歩き遍路ができる3条件(健康、時間、資力)が揃う限りは、歩き続けたいという気持ちが強くなりました。

お遍路は単なるきっかけかも知れませんが、お遍路によって連綿として受け継がれてきた地元文化に触れることで、私の四国病がますます進行してしまったようです。

最新情報をチェックしよう!