59番国分寺(こくぶんじ)から63番吉祥寺(きちじょうじ)まで②

横峰寺を参拝した後は、弘法大師が厄除けと開運祈願の星供養を行った「星が森」へ向かいます。

星が森
横峰寺からの下山道
香園寺奥之院

星が森

星が森は、横峰寺の奥之院として高低で70m上った標高840mにあります。
12時15分、到着しました。
天気にも恵まれて、目の前の霊峰石鎚山もはっきりと望めます。
写真ではわかりにくいですが、鳥居自体は意外と小さいです。
鳥居の前に座り、下から石鎚山と天の川を見上げることで、弘法大師が祈りを捧げていた場所で疑似体験が出来ます。
標高800mですから、この時期ではさすがに吐く息が白くなるほどの冷え込みです。
ここまで来られる方は意外と少ないようですが、横峰寺から歩いて15分位ですから、是非とも足を延ばしてください。

60番横峰寺から61番香園寺(こうおんじ)奥之院まで

星が森から次の札所である香園寺までは、一旦横峰寺に戻り、大師堂脇から駐車場方面に行く必要があります。
12時40分、横峰寺の境内を出ると、稲荷大明神 妻白大明神の前を通ります。
開山以来横峰寺の守護神として鎮座しているお稲荷様です。
香園寺までは、山道を10kmほど歩きます。
700mの標高をゆっくりと下っていきます。
遍路道もきれいに整備されており、ちょっとしたハイキングコースのようです。
横峰寺を出てから3kmほど歩くと、61番と62番への分岐点があります。
開けた場所にあるので、間違えることはないと思いますが、注意してください。
私の足でちょうど横峰寺を出てから1時間ほどの距離です。
遠くに見えるのは、昨夜、宿泊した湯ノ浦温泉だと思われます。
こちらは休憩所です。
横峰寺から4kmほどの距離にあり、そろそろ山道が終わる合図です。
休憩所を過ぎ15分ほど下ると、遍路道は舗装道路になります。
目指すは61番香園寺の奥之院です。
14時30分、奥之院に到着しました。
前回は、奥之院の奥に滝修行の行場があったので、今回も立ち寄ろうとしたところ、何と通行止め。
奥之院で伺ったところ、3年前に行場への通路が崩落して以来、通行止めにしているとのことです。
残念ですが、仕方ありません。
ただ、行場は舗装道路からも注意していれば、一部を見ることが出来ます。

奥之院から61番香園寺(こうおんじ)まで

松山自動車の高架下を抜け、大谷池の脇を歩きます。
もう下山道も終わりに近づいてきました。
遍路道サインに従って歩いていると、いつの間にか神社の境内へと誘導されます。
高嶋神社さんの境内を抜けて香園寺へ向かいます。

61番香園寺(こうおんじ)

15時、香園寺に到着しました。
山門はなく、近代的な建物に本堂、大師堂があります。
ちょうど改修工事中なのか仮設小屋が納経所でした。
内部には、大日如来が祀られているのですが、撮影は控えました。
香園寺は、安産祈願で知られています。

62番宝寿寺(ほうじゅじ)

宝寿寺までは、2kmほどの距離です。
15時35分、宝寿寺に到着しました。
2年前(2019年12月)に四国八十八カ所霊場会に再加入するまでは、この宝寿寺はお遍路にとっては、何かと大変な札所でした。
今回、再加入後の宝寿寺を参拝しましたが、前回と比べて境内も奇麗になっていましたし、何ら他の札所と変わることはありませんでした。
事前の計画では、こちらで本日の参拝を終える予定でしたが、まだ5時の納経時間まで時間があるので、次の吉祥寺まで歩くことにしました。

63番吉祥寺(きちじょうじ)

吉祥寺までは、1km超の距離です。
16時10分、吉祥寺に到着しました。
吉祥寺と言えば、この成就石です。
目をつぶって本堂からここまで歩いて、杖でこの穴をくぐることが出来れば願いが叶うとの事ですが、実際にはそんな簡単ではありません。
4時を過ぎて、人っ気がなくなり、しっとりとした雰囲気も素敵です。

宿まで

前回お世話になった旅館小松さんがコロナで休業していたことから、今回はJR予讃線を使って、壬生川駅に移動して宿泊することにしました。
電車の時間まで余裕があったので、吉祥寺の近くにある芝之井に寄ってみました。
芝之井は、番外霊場である芝之井水大師の大師堂で西条市の名水50選にも選ばれている井戸です。
伊予氷見駅から壬生川駅までは、10分ほどです。
こちらは翌朝、撮りました。
ホテルに着いた時には、既に日も暮れていて、辺りは真っ暗でした。

区切り打ち2日目を終えて

今回の遍路は、トラブルが続きます。
ろくに試し履きをせずに実戦へ投入した靴が、足に合わず、横峰寺からは、ただ激痛に耐えて歩くだけの状態でした。
明日の行程は、変化の少ない道を50kmは歩くことから、少しでも今日の内に前に進みたいと思ったこともあり、無理をしましたが、結果としては足をより痛めてしまったかもしれません。
とにかく自分に合った靴を、慎重に選んでから実戦に使う事をお勧めします。
関連記事

区切り打ち4回目歩き遍路1日目/7日2016年5月21日(土)天気:晴れコース:JR壬生川駅から西条市小松町まで歩行距離:30km歩行時間:8時間10分宿泊場所:ビジネス旅館小松夜行バスを使って、前回、区[…]

最新情報をチェックしよう!