53番圓明寺(えんみょうじ)から59番国分寺(こくぶんじ)まで②

  • 2021年11月7日
  • 2021年11月6日
  • お遍路
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前半編では、55番南光坊までを紹介しましたので、後半編では56番泰山寺(たいさんじ)から始めます。

栄福寺の箱車
仙遊寺の山門からの旧道

56番泰山寺(たいさんじ)

地元グルメで腹を満たしたお陰で、泰山寺に向けて足取りも軽いです。

あらかじめ想定していたスケジュールで今のところは進んでいます。

56番泰山寺は、今治駅からほぼ直線の道を2.5kmほど歩きます。

お寺さんへの入口は遠慮がちに、人がすれ違える程度の幅しかありません。

山門はなく、境内は、周辺よりも一段高くなった広々とした高台にあります。

11時50分、泰山寺に到着です。

周りの田園地帯に馴染んで、明るい雰囲気ながら、静かなお寺さんです。

57番栄福寺(えいふくじ)

57番栄福寺までは、3kmほどの距離です。

途中、写真のお遍路休憩所が設けられており、地元の方の心使いに感謝です。

渇水の時は、川を横切る遍路道もあるようですが、そちらを選択するのは結構勇気がいりそうです。

無理せず、河川敷の舗装道路を歩くことにしました。

12時45分、栄福寺に到着です。

栄福寺は、海の中から阿弥陀如来が出現したことに縁起をもつお寺さんです。

写真に写っている箱車は、昭和初期に足の不自由な少年が奉納したものと言われています。

この寺を訪れた際に、それまで立てなかった足腰がすっかり治って、お遍路を続けたとの話です。

そのため、足腰守りの寺としても知られています。

周りを緑に囲まれ、参道の奥には、石清水八幡宮があります。

58番仙遊寺(せんゆうじ)

栄福寺から仙遊寺までの遍路道に犬塚池があります。

巨大な貯水池ですが、遊歩道に犬塚があり、悲話伝説がある場所です。

楽しみにしていたのですが、うっかり分岐点を見逃してしまった上に、親切な地元の方に近道だからと、別の道を勧められたことから、今回は訪れることは出来ませんでした。

想定外の道ではありますが、こんな景色を見れたのは地元の方のお陰と思い、これも感謝です。

遠くには、しまなみ海道の橋が幾つも見えます。

仙遊寺(標高260m)への道はひたすら上り道です。

13時40分、ようやく山門に到着です。

ここから車道と山門を抜ける旧道のいずれかを選択しますが、当然旧道を進みます。

車道を車なら数分だとおもいますが、こちらの道は結構大変です。

急坂の途中に弘法大師による加持水場がありました。

蓋を開けてみると、今でもこんな場所に水が満ちているのかという程、奇麗な水が湧き出ています。

山門からの急坂を上る事、15分ほどで境内に到着です。

今となっては、坂を上ってくる人は少ないようで、ひっそりと境内の裏に出たという感じです。

本堂は、二層屋根で堂々とした造りをしています。

お寺の名前の通り、仙人が遊んだという伝説が残っています。

ここまで高い場所にあるので、境内から今治の市街や瀬戸内海の島を見ることが出来ます。

こちらには宿坊があるので、こちらでお世話になるのも選択肢としてあると思います。

ご住職から、最近、歩き遍路はほとんどいないので、私を車で廻っているお遍路だと思って、山道整備協力金を間違って請求するところだったと言われました。

時代の流れの中では、無理ない話だと思います。

59番国分寺(こくぶんじ)

国分寺までは、7kmほどの距離です。

これまで上った分を一気に麓まで下りるので、遍路道も自然と急坂になります。

麓からは、暫くの間、住宅街を歩き、県道156号に沿って進みます。

15時30分、国分寺(こくぶんじ)に到着です。

伊予の国分寺として、何度も復興を遂げた歴史があるそうです。

握手修行大師です。

大師と握手をして祈願すると願いが叶うとのことです。

59番国分寺から宿まで

今日の札所は全て打ち終わったのですが、ここから宿までが体感としては遠いです。

前回もそうでしたが、単調な県道沿いの道をひたすら歩くのは、なかなか辛いものです。

国分寺から5kmの距離です。

16時50分、道の駅 今治湯ノ浦温泉に到着しました。

ホテルまではもう目と鼻の先です。

ホテルは素泊まりなので、ここで夕食をとりました。

大盛りを頼んだつもりはないのですが、これもお接待でしょうか??

本日の宿

17時10分、本日の宿 アジュール汐の丸に到着です。

温泉に浸かり、疲れを癒すことが出来ました。

落ち着いた雰囲気で、リラックスするには最適なリゾートだと思います。

バブル時代、湯ノ浦温泉はかなり流行っていたそうですが、今営業しているホテルはこちらだけになったようです。

寂しい気もしますが、是非頑張って欲しいと思います。

区切り打ち2日目を終えて

今日は、結構な距離を歩きました。

私の場合、平地では一日に40km前後、山間では30kmを歩く前提で計算しています。

最近は、コロナの影響も加わり、歩き遍路にとって適度な距離で営業している宿が限られています。

しかも秋は暗くなるのが早く、歩ける時間に限りがありますので、どうしても日程を無理して組み立ててしまいます。

これも修行とポジティブに考え、多少の無理を承知の上で、過ごしています。

 

 

 

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