45番岩屋寺(いわやじ)から51番石手寺(いしてじ)まで③

  • 2021年8月25日
  • 2021年9月18日
  • お遍路
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区切り打ち9回目の最終日です。

石手寺を打ち終わった後は、道後温泉で名湯につかり、旅の疲れを癒しました。

チー坊
今回は、札始大師堂から松山の市街地に向けて西林寺、浄土寺、繁多寺を経て、石手寺での打ち終わりを目指します。

繁多寺への道中にあるペンキの道標
繁多寺の桜
石手名物のやきもち

48番西林寺

12時、札始大師堂を後にして、重信川を目指して住宅街をしばらく歩きます。
遍路道には、写真のような道標が建っており、道中の無事を祈ってくれます。
重信川に架かる久谷大橋を、眼下の河川敷に広がるゴルフ場を見ながら松山の市街地に入ります。
西林寺は、弘法大師ゆかりの涌水で、名水と知られる「杖の淵」のそばに建っています。
今回、杖の淵には寄っていませんが、次回は忘れずに訪問したいです。
西林寺の近くには、こうした用水が流れています。
静かに流れ、澄んだ水に頭上の桜が映えていました。
納経所の前には、立派な庭園が整備されています。
近くの池には、一つだけ願いを叶えてくれるという一願地蔵があります。
12時30分、境内のベンチで持ち歩いていたパンを食べて、お腹を満たした後は西林寺を出発です。

49番浄土寺

西林寺から浄土寺までは2km程度です。
松山の市街地なので遍路道も住宅街の路地を歩きます。
遍路道は、伊予鉄道の踏切を渡り、遠くに見える浄土寺まで長い一本道を進みます。
13時20分、浄土寺に到着です。
正面の本堂は、国の重要文化財に指定されており、500年の歴史を刻んでいるそうです。
裏山を借景にした静かな雰囲気の中、歴史を感じます。

50番繁多寺

浄土寺から繁多寺までは、1kmあるかどうか位で、あっという間に到着します。
遍路道には、写真のように通常の道標に加えて、ペンキでのサインも登場です。
これは、わかりやすいし、ほのぼのとした気持ちになります。
地元の皆さま、有難うございます!
14時、繫多寺に到着です。
まさに桜が満開で、今回の遍路の中でも一番、桜を満喫することが出来ました。
繁多寺は、淡路山の中腹にあるので、松山市街を見下ろす高台に位置しています。
境内には花見を楽しむ家族の姿が見られました。
境内の納経所も何かいい雰囲気ですね。

51番石手寺

いよいよ、今日の目的地である石手寺に向かいます。
石手寺までは、山の中腹にある住宅街を抜け、30分ほどで到着します。
15時に予定通り到着しました。
石手寺は四国を代表する名刹ですから、お遍路さん以外にも観光客がたくさん訪れています。
荘厳な雰囲気がある参道を抜けると国宝にも指定されている王門です。
広い境内に建つほとんどの堂塔が国の重要文化財に指定されていますので、見どころは満載です。
鎌倉時代に建立された三重塔は、修復工事の最中です。
今回の区切り打ちで私が一番楽しみしていたのは、石手名物のやきもちです。
いたって素朴なやきもちなのですが、こういうシチュエーションではとにかく美味しいですから、石手寺を訪れた際にはお勧めです。
お接待で1個追加してくれました。有難うございます!

石手寺から本日の宿 道後ややまで

石手寺からは、裏山にある遍路道を通り道後温泉に向かいましたが、意外と短い距離なのにアップダウンが多い道でした。
遍路道は、道後温泉に山側からアプローチします。
現在、保存修理工事を行っている道後温泉本館の脇を抜けて、本日の宿である、道後ややに16時に到着しました。

宿 道後やや

道後ややは、遍路専用の宿ではありませんが、立地も素晴らしく、値段もリーズナブルなので宿泊しました。
内湯がない施設なのですが、一歩外に出れば道後温泉の「椿の湯」があり、道後温泉を丸ごと楽しめます。
宿泊者には色々と特典もありますので、お勧めの宿です。

9回目の区切り打ちを終えて

今回の区切り打ちは、51番石手寺にて終了し、次回は再び、道後温泉からの出発となります。
初日こそ、南国特有の激しい雨の洗礼(?)を受けましたが、その後は天候に恵まれて無事に6日間の日程を過ごすことが出来ました。
道中は、当初想定していた以上に歩き遍路の方にも出会えました。
コロナ禍の環境だからこそ、身近な人やお世話になった方々への感謝と安全を祈る強い思いが、お遍路へ導いているのかも知れません。
1人で歩いているだけですが、宿の方だけでなく、歩き遍路が道に迷わないように立札や道標を整備してくれる地元の方々からもお世話になりました。
無事に打ち終えたこと、天候に恵まれたこと、出会った人、地元の方々、お遍路をやらせてくれる家族、全ての事に心から感謝です。
続きは、2021年10月下旬を予定しています。
それまでの間、ひとつ前の区切り打ち(37番岩本寺から宿毛駅)を遡って紹介します。
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