43番明石寺(めいせきじ)から44番大寶寺(だいほうじ)まで

  • 2021年8月20日
  • 2022年4月21日
  • お遍路
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区切り打ち9回目 歩き遍路4日目 /6日 2021年3月31日(水)天気:晴れ コース:愛媛県喜多郡内子町から伊予郡砥部町まで 歩行距離:32km 歩行時間:6時間50分 宿泊場所:たちばな旅館
コロナ禍の中、宿探しには本当に苦労しました。当初の計画では、大寶寺の宿坊に泊まりたかったのですが、一時的に受け入れを止めているとのこと。大寶寺周辺には何軒か民宿があります。他のお遍路さんの情報では営業していたようですが、私は電話が繋がらず他の宿を探しました。区切り打ち9回目の4日目です。43番から44番の間は67kmと距離があるので、内子で泊まった後、鴇田峠(ひわた)の手前で一泊します。

松乃屋旅館から突合バス停まで

今日も宿探しに苦労し、歩行距離を調整せざる得なかったことから、比較的ゆったりとした遍路となりました。7時に宿で朝食を頂きました。
同宿のお遍路さんは、近くのバス停から、バスで大寶寺まで行かれるとの事で、ちょうど入れ違いに出発されました。荷物を整えて8時に出発です。内子町の市街地を抜けるとすぐ、道の駅「内子フレッシュパーク からり」があります。小田川沿いの風光明媚な場所にあります。前回はベーカリーで焼き立てのパンを買い、テラスで朝食をとりました。
飲食以外にも青果類も充実しており、休憩するにはもってこいです。農家の方が出品する農作物をせっせと運び込んでいました。この時期はイチゴや柑橘類が豊富です。
道の駅を出ると、あとはひたすら小田川沿いを歩きます。国道を歩いているのですが、前も後ろも人の姿はありません。
写真は、川沿いに唯一のコンビニ?、福岡商店さんです。
天気が良いと太陽を遮るものが何もないので、日焼け対策と熱中症対策を忘れないでください。途中、休憩所がありますが、よく見るとお遍路だけでなく、サイクリストの方も休憩できるように整備されています。
小田川沿いの小さな集落をいくつか過ぎると、筏(いかだ)の里として有名な川登に到着します。近くには楽水大師がひっそりと佇んでいます。今は清流の小田川を、筏柵が幾つも流れていたのは、きっと勇壮な姿だったのでしょう。
しばらく歩くと、突合バス停に到着です。時刻は11時30分です。ここで鴇田峠を通る遍路道と農祖峠を通る遍路道に分かれます私は、峠越えはきついものの、距離が短い鴇田峠(ひわた)遍路道を進みます。

突合バス停からたちばな旅館まで

突合バス停で、ちょうど一緒になったお遍路さんと共に進みます。
話を伺うと、昨年から準備を進め、今月退職したタイミングをもって、初めてお遍路に出られたとのことです。遍路道は、鴇田峠へ向かうにつれて、緩やかな登りとなります。途中、なみへいうどんさんが営業していましたので、昼食をとります。
市街地を離れた遍路道で、暖かい食事にたどり着けるのは珍しいです。いつも保存の効くパンを持ち歩いていますが、今回は必要なくなりました。
今日の宿までは、あと5km程度ですが、時刻は12時を少し回ったくらいです。もともと宿のご主人からは、落合トンネルを抜けた分岐点まで車で迎えに来てもらうことになっていました。
そこで、電話をかけ事情を説明した上で、遍路道を先に進んだ三嶋神社で拾ってもらうことにしました。一緒になったお遍路さんは、ゑびすや旅館に今夜は泊まるとの事で、途中から別れました。
落合トンネルを抜けると分岐点があり、これまで歩いてきた国道とは別れて、県道を進みます。
徐々に登りの勾配がきつくなってきます。分岐点から距離で3km、標高で200mくらい登ると、三嶋神社に到着です。
これで明日は1時間程度は節約することが出来ます。三嶋神社から宿の主人に電話をしますが、何と携帯がつながりません。電波が届いていないのです。Docomoから他社に替えたのが裏目に出ました(涙)。歩き遍路をする人には、こういう事があるのでDocomoをお勧めします。近くの民家に飛び込んで事情を説明したら、私のような人が結構いるよって言われました(汗)。民家のおじいちゃん有難うございました。何とかご主人に連絡が取れて、宿に到着です。時刻は、15時です。

たちばな旅館

鴇田峠の手前には、遍路宿としては、たちばな旅館とゑびすや旅館があります。前回はゑびすや旅館に泊まったので、今回はたちばな旅館を選びました。どちらの旅館も落合トンネルから遍路道を外れて距離があるので、出来れば移動距離を節約したいところです。たちばな旅館は、車で落合トンネルとの送迎をしてくれますが、ゑびすや旅館は自力で移動します。一方で、あくまでも私の主観ですが、施設、食事の内容に関しては、ゑびすや旅館に軍配が上がります。それぞれの好みに合わせて選ばれるといいと思います。

4日目を終えて

お遍路には、札所間が離れている為、全く納経できずにひたすら一日歩くことがあります。1人で歩く楽しみもありますが、たまに気を紛らす相手がいるといいなと思うのがこういう時です。たまたま歩き遍路の方と出会い、短いながらも同じ空間を共有できたことに感謝です。加えて、いつ来るかわからない私からの連絡を待って、わざわざ車を出してくれた、たちばな旅館のご主人のご厚意にも感謝です。
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