37番岩本寺(いわもとじ)からJR土佐佐賀駅まで

  • 2021年8月3日
  • 2021年9月5日
  • お遍路
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区切り打ち7回目
歩き遍路7日目/7日

2019年4月17日(水)
天気:曇り
コース:高岡郡四万十町までJR土佐佐賀駅まで
歩行距離:25km
歩行時間:6時間15分
宿泊場所:高知駅発東京行き高速バスにて帰京

今日は、区切り打ちの最終日です。

少しでも先へ距離を稼ぐこととし、夜行バスの出発時間と便の良いJRの駅を考えた結果、土佐佐賀駅まで行くことにしました。

熊井隧道(トンネル)
道の駅なぶら土佐佐賀

岩本寺宿坊から土佐佐賀駅まで

本堂でのお勤めを終えた後、6時30分過ぎから朝食を頂きます。

7時に宿を出発します。

これから土佐佐賀駅までの25kmを、13時43分までに到着するように歩きます。

こちらは窪川にある塩けんぴで有名な水車亭さんのお店です。

県内だけでなく、最近は東京でも見かける、大きな水車が商品のパッケージに載っている、塩けんぴのお店です。

土佐佐賀までは、国道56号を歩けば到着するのですが、時折、遍路道は山中を通ります。

窪川は標高200mを超える高地でしたが、遍路道も四万十の山中をしばらく歩きます。

こうして遍路道は国道をショートカットしながら進みます。

表示がなかったのですが、恐らくこれは市野瀬遍路道だと思います。

国道56号は徐々に高度を下げて、やがて周りを山に囲まれた田園景色が続くことになります。

ロードサイドにたこ焼き屋さんは、四国ではよく見る風景です。

国道56号は、やがて土佐くろしお鉄道と並行して進みます。

JR伊与喜駅付近で時刻は、11時15分です。

伊与喜駅を過ぎると、遍路道は国道から離れ、旧道を進みます。

やがて、写真の熊井トンネルが目の前に現れます。

今は、地元の人がひっそりと使用するだけになっているようですが、昭和の初めまでは、このトンネルがメインの道路だったそうです。

車両通行止めの看板が入口に立っていましたので、歩行者やバイク専用になっているかもしれません

長さは90mあるにもかかわらず、中には電灯が灯っていないので、さすがに夜は歩けないです。

中は真っ暗で車一台がやっと通れる位の幅です。

熊井トンネルを抜けると、土佐佐賀駅までは、目と鼻の先です。

手前に道の駅、なぶら土佐佐賀があるので、そこで時間調整を兼ねて昼食をとります。

11時50分、道の駅に到着です。

ここから土佐佐賀駅までは、歩いて20分位の距離です。

カツオのたたきが美味しいと評判の明神丸さんが、テナントで入っています。

藁焼きの実演もあり、道の駅とは思えないほどのエンターテイメント性の高さです。

歩き遍路区切り打ちの〆は、カツオのたたき定食です。

13時過ぎに道の駅を出発し、土佐佐賀駅に向かいます。

これにて今回の区切り打ちは終了です。

13時43分、土佐佐賀発の特急に乗って高知に向かい、夜行高速バスで帰京です。

区切り打ち7回目を終えて

今回は、修行の道場を実体験する遍路でした。

変化の乏しい海岸線を強い日差しの中でひたすら歩いたこと、バケツをひっくり返したような雨の中をとぼとぼ歩いたこと、納経時間に間に合うように、汗だくで走ったこと等々。

難所といわれる遍路道を歩いても、怪我もなく無事に目的の場所にたどり着けたのは、やはり歩き遍路をサポートする文化が地元の方々に共有されているからだと思います。

車で参拝するお遍路さんに比べて、少数派となってしまった歩き遍路ですが、こうして手厚くご支援を頂いていることに、感謝の気持ちを忘れてはいけないと改めて思いました。

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