区切り打ち8回目 歩き遍路2日目/5日 2020年10月24日(土)天気:晴れ コース:四万十川市井沢から土佐清水市足摺岬まで 歩行距離:47km 歩行時間:11時間 宿泊場所:民宿足摺はっと
前回は、区切り打ち初日ということもあり、今日以降の長距離移動に備えて、早めに就寝しました。今日は、夜明け前に出発し、足摺岬の海岸沿いのルートを通り、38番金剛福寺を目指します。今日は、夜明け前の四万十川を見たあとは、真念庵を経て、大岐海岸を歩き、足摺岬の先端にある38番金剛福寺を目指します。今回もルートの選択に悩みました。金剛福寺までは、どのルートも海岸線に沿った国道27号を歩きますが、金剛福寺を打った後にいくつかの選択肢があります。主な足摺岬ルートは以下の通りです。
- 打戻り窪津経由ルート
足摺岬の付け根まで来た道をそのまま戻り、大岐海岸付近の宿に泊まる。
距離的には、このルートが一番短いので、時間を節約する人向け - 足摺岬から27号を歩き、海岸沿いに進み、土佐清水港を目指すルート
距離は一番長いが、変化に富んだ海岸線を歩きます。
①よりも1日余計に泊まる必要がある為、時間に余裕がある人向け - 足摺岬から県道348号を歩き、山中を進み、土佐清水港を目指すルート
距離は②より短いが、アップダウンが激しいらしい。
金剛福寺を出る時間によるが、早ければ土佐清水港で宿泊できるかもしれません
私は、当初から足摺岬の西側海岸線を歩いて月山神社を目指していたので、ルート②を選択しました。
民宿月白から真念庵まで
今日は長距離を歩く為、5時40分、夜明け前には宿を発ちました。夜明け直前、静かに流れる四万十川は、本当に雄大な姿です。

写真に見える遠くの橋がこれから渡る四万十大橋です。タイミングよく、左岸から右岸に渡った後に、四万十川の向こうから昇る朝日が見れました。

1時間ほど両岸を歩いて四万十川とはお別れです。内陸部に入ると、写真のような山焼きの場所を通り過ぎ、道は上り坂になります。

7時25分、これまで歩いていた国道321号から伊豆田遍路道へ入ります。最初は、並行して下を走る国道の音が聞こえていましたが、朝早く人気のない道を歩くのは、緊張します。

最近は下の伊豆田トンネルを歩く方が多いようで、旧道である遍路道は歩く人が少ないようです。危ない所はないですが、道は結構荒れていました。

8時30分、伊豆田遍路道を下ったところで、真念庵への道標です。真念庵は、最近建て替えが完了したようです。

真念庵から大岐海岸まで
真念庵を発った後は、海岸に向かって山間を流れる下ノ加江川沿いを歩きます。まだ目指す足摺岬までは遠いです。

下ノ加江川を下流まで下ると、海岸沿いの道になります。天気が良くて、青い空、青い海です。時刻は10時30分です。

大岐海岸までは、海岸沿いの道をひたすら歩きます。途中には、お遍路さんが金剛福寺からの打戻りする際に利用する遍路宿が並びます。

11時10分、大岐海岸を見下ろす高台に到着しました。潮は満ちていないので、予定通り海岸を歩きます。
