区切り打ち7回目 歩き遍路6日目/7日 2019年4月16日(火)天気:晴れ コース:須崎市浦ノ内から高岡郡四万十町まで 歩行距離:51km 歩行時間:9時間40分 宿泊場所:岩本寺宿坊
今日は、青龍寺(しょうりゅうじ)より岩本寺(いわもとじ)までの遍路を紹介します。岩本寺までには、2つも遍路転がしと呼ばれる急坂を越えていかねばなりません。前半は、まず最初の遍路転がしである焼坂峠(やけざかとうげ)までの記録です。
宿 民宿みっちゃんから須崎港まで
6時に宿を出発、みっちゃんに車で横浪スカイラインの入口まで送ってもらいました。再びあの坂道を登っていくことを覚悟していたのですが、ご厚意に甘えました。有難うございました。
まだ、夜が明けたばかりで、太平洋から昇る朝日が眩しいですが、何とも素晴らしい景色です。
しばらくの間、こうした景色を楽しみながら、道はアップダウンを繰り返します。右手に幕末の志士、武市半平太の像が見えてきました。
そろそろ横浪半島も終わりに近づいてきました。時刻は7時になり、浦ノ内湾を内陸部に沿って進む遍路道との合流地点に到着です。
ここからは、須崎港に向かって5kmほど田園地帯を歩きます。途中で、須崎の遍路小屋がありました。
8時20分、須崎港に到着です。これは、住友大阪セメントの工場でしょうか、大きな街にやってきたことを感じます。
須崎港から焼坂峠(やけざかとうげ)まで
須崎港は、天然の良港として発展してきた歴史があり、重要な拠点として大型船が停泊しています。須崎の市街地を抜け、2kmほど歩くといよいよ焼坂峠遍路道の入口に到着です。
時刻は、9時45分。これから土佐の遍路転がしと言われる焼坂峠遍路道(やけざかとうげへんろみち)を進みます。
焼坂峠(標高228m)は、約1.5kmほどの急坂です。
過去の豪雨により、遍路道が荒れているという情報がありましたが、実際にはほとんど問題なく歩けました。
地元や有志の方々のご尽力で、随分と整備されています。安全に歩くことが出来ることに感謝しないといけません。
JR土讃線と並行し、交わりしながら遍路道を進むこと、1時間ほどで国道56号と合流します。
ここまで来れば、土佐久礼(とさくれ)の街までもう少しです。