33番雪渓寺(せっけいじ)から36番青龍寺(しょうりゅうじ)まで②

  • 2021年7月31日
  • 2022年4月21日
  • お遍路
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今回は後半編として、清瀧寺(きよたきじ)から青龍寺(しょうりゅうじ)までを紹介します。

清瀧寺(きよたきじ)から塚地峠まで

清瀧寺から下ると、遍路道は土佐市の中心街に向かいます。のどかな田園風景から市街地に入り、土佐市役所の前を過ぎてしばらく人通りの多い道が続きます。

県道を清瀧寺から1時間30分ほど歩くと、塚地峠への分岐点があらわれます。塚地峠(標高190m)への遍路道は、とても整備が行き届いていて歩きやすいです。

11時30分、塚地峠に到着です。こんな素敵な休憩所もあるので、恐らく地元の方もよく利用される道だと思います。

休憩所から、5分位登ったところに展望台もあります。宇佐湾と遠くには青龍寺がある横浪半島が見えます。

ここから青龍寺までは5kmほどです。塚地峠を下り、宇佐湾の海岸線に沿って歩きます。

塚地峠から青龍寺(しょうりゅうじ)まで

これから宇佐湾にかかる宇佐大橋を渡ります。写真ではわかりにくのですが、大型船でも通れるように結構高さのある立派な橋です。

橋の上から見た宇佐漁港の景色です。

横浪半島側へ渡ると、しばらく海岸線沿いを歩きます。日差しが強くて、こうした日陰があると随分と楽です。

1km位歩くと、青龍寺への入口に到着します。13時に青龍寺に到着しました。

36番青龍寺(しょうりゅうじ)

青龍寺の本堂までは170段という急で長い石段を登らねばなりません。

あの元横綱 朝青龍が高校生の時にトレーニングをしていたという石段です。朝青龍の名前は、この青龍寺からとったものですから、上り甲斐があります。

本堂、大師堂、薬師堂が一直線に並んでいます。

奥之院が本堂から1kmほどの距離にあるので、山道を通ってそちらも参拝します。

36番青龍寺(しょうりゅうじ)奥之院

弘法大師が投げた「独鈷杵(とっこしょ)」が飛来した場所として、また元々は青龍寺が建っていた場所との事で、由緒ある地です。

奥之院への山道は、結構険しいです。奥之院に近づくにつれて、鳥居が立ち並び、何とも言えない荘厳な雰囲気です。

奥之院が建つ場所周辺は、土足厳禁とのこと。地元の方、信者の方がきちんとお手入れをしていることがうかがえます。

13時40分、奥之院を出発します。

青龍寺を打ち終わった後

青龍寺を打ち終わった後は、以下の2つの選択肢があります。

①このまま横浪スカイラインを通って、横波半島を横断するルート
②宇佐大橋まで戻り、浦ノ内湾の内陸側に沿って進むルート

①のルートは、②に比べて距離が若干短めですが、土佐湾の眺望を楽しめる分アップダウンが激しい。一方、②のルートは、比較的平坦な道と、市街地を通るルートの為、安心感があるようです。

36番青龍寺奥之院(しょうりゅうじ)から本日の宿まで

私は、アップダウンのデメリットよりも眺望を選び、横波スカイラインを通るルートを選択しました。しかし実際歩いてみると、強い日差しを遮るものがなく、かなりアップダウンが厳しい道でした。

人はおろか、ほとんど車も通らないので、少し不安になります。しかし、見える景色はやはり想像以上に素敵でした。

これは、朝青龍の通っていた学校だと思います。ここなら、誘惑に負けずに勉強やスポーツに打ち込めそう(笑)

時刻は14時30分です。

横浪スカイラインで唯一の店を見つけました。ここで食べたアイスクリンは美味しかった!生き返りました。

今日の宿がある池ノ浦地区は、横浪半島で唯一、土佐湾側にある集落です。それだけ難所なので、宿ヘはスカイラインから海岸線へ1km、標高で110mは下らなければなりません。

写真の奥の方に見えるのが、今日の宿がある池ノ浦漁港です。15時40分、民宿みっちゃんに到着です。

今日の宿 民宿みっちゃん

狭い土地に、家が密着して立っています。

宿の女将さんは、御年85歳オーバーにもかかわらず、お一人で民宿を経営されています。今回、宿泊者は私だけでしたが、温かく迎えて頂いて本当に感謝です。

区切り打ち5日目を終えて

連日、40kmを歩くとさすがに足に疲労が溜まってきます。南国土佐では普通かも知れませんが、天候に恵まれて暑さ対策が行き届いていなかったようで、今日は疲れのピークでした。民宿みっちゃんの女将さんは、旦那さんを亡くされてから一人で民宿を始めたとの事、そのバイタリティに頭が下がります。そんな話をゆったりとした時間の流れの中で出来ることもお遍路の魅力です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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