28番大日寺(だいにちじ)から33番雪渓寺(せっけいじ)まで②

  • 2021年7月29日
  • 2021年9月5日
  • お遍路
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前半編では、滝のような雨の中、31番竹林寺(ちくりんじ)までとにかくたどり着いたものの、一向に止まない状況にしびれを切らして、竹林寺を飛び出したところまで紹介しました。

32番禅師峰寺と33番雪渓寺の間にある遍路道は、途中に浦戸湾があるので、陸路か海路のどちらかを選択します。
①県が運営するフェリーで浦戸湾を渡る
②浦戸湾にかかる浦戸大橋を渡る

後半編では、さらに試練がやってきた話を紹介します。

事前に立てた歩行時間の配分を間違えていたようで、5km位を走る羽目になりましたので、ご注意ください。

禅師峰寺からの眺め
種崎のフェリー

31番竹林寺(ちくりんじ)から32番禅師峰寺(ぜんじぶじ)まで

13時過ぎに竹林寺を出発しました。

禅師峰寺までは約6km(のはず)です。

竹林寺は標高120mの五台山に建っているので、足元が滑る中、慎重に遍路道を下ります。

14時50分、禅師峰寺に到着しました。

事前に計画していた時間よりも随分と時間がかかってしまいました。

雨の中という事情に加えて、想定していた距離よりも実際の距離が長かった感じがします。

仁王門を過ぎると石段の急な登坂があります。

境内はさほど広くありませんが、本堂と大師堂の周りには、奇岩や奇石が多く置かれています。

禅師峰寺も標高82mの小高い山にありますので、晴れていれば高知市市街地から太平洋まで一望出来ます。

境内には、たぬきの置物があり、癒されます。

32番禅師峰寺(ぜんじぶじ)から33番雪渓寺(せっけいじ)まで

禅師峰寺からは歩いて、約5kmのところに高知県が運営する種崎のフェリー乗り場があります。

33番雪渓寺での納経を済ませ、御朱印を頂くためには、16時10分発のフェリーが最終となります。

今の時刻は、15時10分です。

これから1時間以内に、禅師峰寺の建っている山を下りて、雨の中を今までペースで歩いていたら、到底フェリーの出発時間には、間に合わないことに気がつきました。

これまでお遍路さんが走っている姿など、見たことはありませんでしたが、そんなことも言ってられません。

恐らく、私が走っている姿を見た地元の方は、いったい何が起こったのか不思議に思われたと思います。

何とか15時55分、種崎のフェリー乗り場に到着することが出来ました。

汗だくのまま待合室に入ると、既に2組のお遍路さんがフェリーの出航を待っているところでした。

私の姿を見て、きっと不思議に思われたに違いありません。

10分ほどで、向こう岸に到着しました。

雪渓寺までは、フェリー降り場から500mほどの距離です。

33番雪渓寺(せっけいじ)

16時30分、雪渓寺に到着です。

納経時間まで間に合ってよかったです。

雪渓寺も仁王門はなく、開放的な雰囲気です。

本日の宿 民宿高知屋

雪渓寺の門前にある高知屋さんです。

今日は一日中、雨の中を歩いてきたので、何もかもがびしょ濡れの状態でした。

それにも関わらず、気持ちよく洗濯・乾燥をして頂き、本当に感謝です。

高知屋さんは、お遍路の中でも評判が良い宿ですので、私以外にも数組のお遍路さんが泊まっていました。

食事も美味しかったですし、宿の方々も親切に対応して頂けるので、次回もお世話になりたいと思っています。

区切り打ち4日目を終えて

雨の中、雨具が役に立たず、ヤケクソになって歩いていた時に、声をかけてくれた方。

びしょ濡れになった大量の洗濯物を嫌な顔もせず、洗濯してくれた高知屋の皆さん。

厳しい状況に置かれたことで、むしろ人の優しさを感じることが出来たことに感謝しています。

このような状況にならなくても、本当はもっと身近なことに感謝の気持ちを持たないといけないですね。

 

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