28番大日寺(だいにちじ)から33番雪渓寺(せっけいじ)まで①

  • 2021年7月28日
  • 2021年9月5日
  • お遍路
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区切り打ち7回目
歩き遍路4日目/7日

2019年4月14日(日)
天気:豪雨時々小雨
コース:香南市野市町から高知市長浜まで
歩行距離:44km
歩行時間:10時間
宿泊場所:民宿高知屋
今日は、修行の道場である土佐の洗礼を浴びた一日でした。
南国の雨とはこれか!という程、激しい雨の中を歩いた遍路の記録です。
今回は前半として、31番竹林寺までを紹介します。
へんろ石饅頭
善楽寺の梅見地蔵
牧野植物園
竹林寺の五重塔

宿 民宿きらくから29番国分寺(こくぶんじ)まで

天気予報では、昨日とは打って変わって、一日雨との予報。
6時半に朝食を頂き、雨具に身を包み出発します。

遍路道は、物部川流域の田園地帯をしばらく歩きます。
1時間ほど、高知市に向かって歩いていくと、JR土讃線の土佐長岡駅が近くに見えてきます。
目指す29番国分寺まではあと1km位です。

途中で雨が強くなってきたこともあり、地元名物のへんろ石饅頭を食べて、雨対策をしっかりとすることにしました。
ちょうど開店したタイミングにもかかわらず、無理をお願いして店の中で食べさせて頂きました。
山崎商店さん有難うございました。

8時45分、29番国分寺(こくぶんじ)に到着しました。
境内全体が国の史跡に指定されており、広い境内は手入れも行き届いています。

土佐の名刹と言われるだけあって、荘厳な雰囲気の本堂と大師堂です。

29番国分寺(こくぶんじ)から30番善楽寺(ぜんらくじ)まで

田園地帯にある国分寺から、高知市の山あいにある30番善楽寺までは、5km前後の距離です。
最初、遍路道は田んぼのあぜ道を進みます。

遍路道は国分川を越すと、徐々に山へと方向を変えていき、アップダウンの続く道となっていきます。
高知大学や交通機動隊本部の近くを抜けながら、あまり人気のない道を道標シールに従って進みます。

こちらは、ヘンロ小屋(第5号)蒲原の写真です。いつもお手入れ有難うございます。
高知市の中心街を見渡せるくらいの高台まで登ってからは、善楽寺に向けて遍路道は下りが始まります。
10時20分、30番善楽寺に到着しました。

善楽寺は、仁王門もなく、とても開放的な雰囲気のお寺さんです。

こちらは梅見地蔵と言い、学業成就、合格祈願、首から上の病の平癒祈願にご利益があると言われ、全国から参拝者が訪れるそうです。
この頃から雨が激しくなり、写真を撮る余裕がなくなってきました。

30番善楽寺(ぜんらくじ)から31番竹林寺(ちくりんじ)まで

隣接する土佐神社と共有している参道です。
ここから竹林寺までの7kmの道を、高知市の中心部に向けて歩き出しましたが、あまりにも雨の勢いが凄すぎて、持ってきた雨具はほとんど機能しなくなりました。
そんな私を見かねて、隣の国道を走る車の運転手の方が、自分の雨合羽を重ね着するように差し出してくれました。感謝!
傘もささずに、数メートル先も見えない滝のような雨の中を歩く経験は初めてでしたが、これも修行です。

竹林寺は、五台山公園に隣接し、遍路道は牧野植物園の中を通り抜けて登った先にあります。
牧野植物園は、入場料がかかるはずなのですが、お遍路は特別に?無料で通行できるようです。
12時30分、ようやく31番竹林寺に到着です。
雨の中の竹林寺は、しっとりとした雰囲気の中で、木々の緑がとても映えます。

竹林寺には、総檜造りの五重塔があります。
高知県はもとより、国内でも貴重な塔として知られています。

隅々まで手入れが行き届き、木々の緑が深い境内にいるだけで自然と癒される素敵な空間です。
時間に余裕があれば、ゆっくりと過ごしたいお寺さんです。

一向に止む気配の無い雨に、しびれを切らせて、次の目的地である32番禅師峰寺(ぜんじぶじ)へ向けて出発しました。
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