27番神峯寺(こうのみねじ)から28番大日寺(だいにちじ)まで②

  • 2021年7月27日
  • 2021年9月5日
  • お遍路
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今回は、28番大日寺へ向かう歩き遍路の後半編です。

番外霊場の極楽寺
栗山映子さんの接待所
夜須(やす)の跳ね橋
28番大日寺の奥之院
爪彫薬師と大師の御加持水

安芸市から赤野の遍路接待所まで

時刻は9時45分です。
安芸港を散策した後は、国道56号に並行している海沿いの遍路道を歩きます。

安芸の市街地からは暫くの間、写真の防波堤歩道を歩きますが、海は見えないのでかなり単調な道が続きます。

景色で変化があるとすると、写真のように、土佐くろしお鉄道が、たまに遍路道の脇にあらわれることです。

4km位歩くと、10時40分、番外霊場である極楽寺に到着しました。
パッと見た目は、民家の軒先としか見えませんが、れっきとしたお寺さんです。

次は、赤野にある遍路接待所を目指します。
11時過ぎに、葉山映子さんの遍路接待所に到着しました。

いらっしゃいませ!の看板に誘われて接待所の中に入ります。
あいにく栗山さんは不在でしたが、内部は、まさにお遍路ワールドです。

心温まるメッセージや置物、人形からも栗山さんのお人柄がうかがえます。

赤野の遍路接待所から28番大日寺(だいにちじ)まで

赤野の遍路接待所を過ぎた後は、琴ヶ浜の海岸沿いを歩きます。
3kmほどの遍路道を松林の中に入ったり、海岸線に出たりしながら進みます。

途中に太平洋を一望できる展望台や、野外劇場なんかがあり、子供連れの人も目立ちます。
土佐くろしお鉄道の高架下を使った善根宿(無料の宿泊所)です。

琴ヶ浜の外れに近づいたときに、岬の先端に突き出た不思議な建物を発見。
海岸沿いから国道に遍路道が変わり、歩いていると先程の建物がありました。

建物には、SEA HOUSE(シーハウス)」の看板が。
眺望がいい人気のレストランでした。

時刻は12時、ちょうどお腹もすいたので、ここでランチをすることにしました。
眺望は太平洋が一望出来て最高です。

腹ごしらえの後は、歩き遍路再開です。
歩き始めてすぐ、夜須(やす)の街に入ります。

夜須には、写真のように跳ね上げ橋があり、ちょうど船が通った後らしく、橋がゆっくりと下がっているところでした。
こちらには道の駅やシーサイド公園があり、とても開放的な雰囲気で素敵な街です。

夜須から、遍路道は海沿いの道を離れ、内陸へ方向を変えていきます。
28番大日寺までは市街地を歩くことになりますが、写真のように洪水に備えた避難施設が至る所にあります。

旧市街地を歩くと、写真のようにレトロな雰囲気の雑貨屋さんが並ぶ一角がありました。
遍路道は、高速道路の出口近くを通り、交通量の多い道路沿いを5kmほど進みます。
以前、車で廻った際に泊まった高知黒潮ホテルを見つけて、懐かしい気持ちになりました。
15時、大日寺に到着しました。

28番大日寺(だいにちじ)

かつては土佐藩の祈願寺として大いに栄えたそうですが、その後の廃仏毀釈のあおりを受けて廃寺になるなど、波乱万丈な歴史があるお寺さんです。

奥之院があるので、そちらにも足を運びます。

本堂から山道を進むと奥之院があります。
これは、弘法大師が爪で薬師如来を彫ったとされる楠(クス)の霊木、爪彫薬師です。
写真左に見えるのは、大師の御加持水を祀っている祠です。
脇の岩から流れ出る水は、高知県の名水にも選ばれ、古くから枯れることがないそうで、この水を汲みにやってくる人が絶えないそうです。

今日の宿 民宿きらく

大日寺から目と鼻の先にある宿です。
昼間は喫茶店として営業しているので、食事も喫茶店風?、いやいや十分すぎる内容です。

区切り打ち3日目を終えて

朝から天候に恵まれ、快晴の中、これでもかというほど、太平洋の雄大な景色を堪能した一日でした。
4月にもかかわらず南国の日差しは強いので、暑さ対策は必須であることを思い知らされました。
実際の距離よりも、感覚的には相当長い距離を歩いた一日でした。
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