12番焼山寺(しょうざんじ)から19番立江寺(たつえじ)まで②

  • 2021年7月15日
  • 2021年9月5日
  • お遍路
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前半は、16番観音寺(かんおんじ)までを紹介しました。

後半は、徳島駅近くの眉山(びざん)を越えて19番立江寺(たつえじ)までです。

井戸寺の面影の井戸
地蔵峠越遍路道
立江寺の白鷺橋

17番井戸寺(いどじ)

16番観音寺(かんおんじ)から17番井戸寺までは3km弱の距離です。

観音寺を出てすぐ、前回宿泊した鱗楼さんの前を通過します。

11時35分、井戸寺に到着です。

当初の予定では、11時に井戸寺を出発しているはずだったので、1時間弱の遅れです。

四国霊場には珍しく、朱塗りの鮮やかな門です。

四国最大級といわれる仁王像が両側に立っています。

境内も広々としています。かつては広大な寺域を誇っていたそうです。

これは、面影の井戸です。

弘法大師が自分の杖で一夜にして掘ったという伝説の井戸で、覗き込んで自分の姿が映れば無病息災、もし映らなければ3年以内に不幸が訪れると言われています。

17番井戸寺(いどじ)から18番恩山寺(おんざんじ)まで

18番恩山寺までは、眉山(びざん)を越えて17kmの距離があります。

眉山の中腹(140m)を通るとはいえ、アップダウンを考慮すると通常で4時間は欲しい所です。

更に恩山寺から次の立江寺までは4kmあるので、立江寺での納経終了時間である17時から逆算すると、恩山寺には遅くても15時には到着したいところです。

井戸寺を12時に出発したので、3時間で17km先の恩山寺に到着するように歩くことになりました。

当初は途中で食堂にでも寄ろうかと思っていましたが、どうやら食事時間なしで、かなりの早歩きでギリギリの計算です。

植村旅館を出てからの1時間のロスがここにきて、致命的に効いてきました。

井戸寺を出て、まず上鮎食川橋を目指します。

これから徳島駅から見て眉山の裏側を通り、徳島の中心街を回避するルートに進みます。

非常に残念ですが、上鮎食橋を渡ってから、お遍路シールが意図的に剝がされていることに気付きました。

どうやらお遍路を世界遺産に推薦する動きの中で、行政側がお遍路シールを剥がしていると地元の人から伺いました。

ここから眉山の地蔵越遍路道ルートです。

山の中を通る旧道は大した距離ではありません。

残りは、地蔵峠越えの県道を通り、徳島市から小松島市へ向かいます。

先を急ぐあまり、ここから恩山寺までの間は写真を撮る間も惜しんで歩いていました。

18番恩山寺(おんざんじ)

とにかく早歩きで進んだことで、何とか恩山寺には、15時10分に到着することが出来ました。

弘法大師は、この寺で母君への孝行を尽くしたと伝えられています。

大師が女人解禁の修行をしたと伝えられる川の近くに植えられたびらん樹など、見どころが沢山あったのですが、見落としてしまいました。

19番立江寺(たつえじ)

19番立江寺までは4kmの道のりです。

15時30分に恩山寺を出発したので、順調にいけば納経時間終了までには到着できる感じです。

県道を歩いている途中、遍路小屋がありました。

今日の宿である鮒の里に荷物を預けて、立江寺に向かいます。

16時20分、立江寺に到着しました。

立江寺は、阿波の関所寺であったことから、罪を犯した者が訪れると罰が下るとの言い伝えがあります。

境内は広々としてますし、本堂は荘厳な雰囲気が漂っています。

これは、立江寺からすぐの場所にある白鷺橋(しらさぎばし)と言います。

悪人がこの橋を渡ろうとすると、白鷺がどこからともなく舞い降りてきて、足がすくんで先に進めなくなるという伝説があります。

今日の宿 鮒の里

鮒の里は、今回で3回目です。

JR立江駅から近く、区切り打ち遍路にとっては、足の便が最高に良い宿です。

夕食には囲炉裏を囲んで宿のご主人とも話が出来ますし、部屋も奇麗ですし、お勧めの宿です。

区切り打ち2日目を終えて

今回の日程は、道中がスムーズに進むという前提であれば無理はないのですが、何が起こるかわからないのが歩き遍路なので、余裕のない計画を立てたことを反省しました。

宿のご主人からも、植村旅館からここまで一日で来られる人は、年に数人しかいないと言われました。

特に井戸寺を打ち終わった後からは、時間が気になってしまい、本来の遍路旅の目的からズレてしまったことが残念です。

次回は、工夫をして無理のない計画を立てるつもりです。

 

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