11番藤井寺(ふじいでら)から12番焼山寺(しょうざんじ)まで②

  • 2021年7月13日
  • 2021年9月5日
  • お遍路
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今回は後半編として、焼山寺から植村旅館までの行程を紹介します。

焼山寺の杉大木
焼山寺奥之院
大蛇封込の大岩
杖杉庵
阿野本名のぬいぐるみ

12番焼山寺(しょうざんじ)から奥之院まで

弘法大師より、怪しい大蛇の炎に包まれた焼け山の寺と名付けられた焼山寺。

それにしても杉の大木がいたるところにあります。

なかでも幹回り5m超の巨木が、境内の内外で100本以上天然記念物に指定されているそうです。

今は車でもアクセス出来ますので、結構お遍路さんがいらっしゃいます。

せっかくなので、1kmほどの距離ですが、標高で240m高い奥之院に行ってみました。

これは、大蛇封込の大岩です。

弘法大師が虚空蔵菩薩の力を借りて、大蛇を封じ込めたという伝説の岩です。

12時10分、奥之院に到着しました。

焼山寺山の頂上、標高938mにあります。

周りの山々が眼下に広がり、何とも神がかっている雰囲気の中にひっそりと建っています。

焼山寺奥之院(おくのいん)から杖杉庵(じょうしんあん)まで

奥之院を参拝した後は、焼山寺まで戻ります。

焼山寺からの遍路道は、車が通る山道沿いの道に沿って下っていきます。

13時、杖杉庵(じょうしんあん)に到着しました。

標高にして500mほど下ってきました。

ここは、あの衛門三郎がようやく弘法大師に出会い、許しを請うたといわれている衛門三郎伝説で有名なお寺です。

杖杉庵を過ぎて、旧道の遍路道を1kmほど進むと何とも不思議な名前「おへんろ駅」の看板が。

道路の反対側には、徳島名産のすだちを販売しているすだち館という店があります。

鍋岩の中心地を歩いていると、写真のように見事な桜がみられました。

ここでも標高は200m位はありますので、こうした山桜がいたるところで咲いていました。

杖杉庵から玉ヶ垰(たまがたお)まで

ここで遍路道のルートは2つに分かれます。

①県道をこのまま進み、神山町の市街地に向かう
②玉ヶ垰(たまがたお)を目指し、山中の遍路道を進む

①のルートは、玉ヶ垰を避けて麓をぐるりと廻って、13番大日寺を目指します。市街地ですから宿に困ることはありません。

玉ヶ垰ルートは、13番大日寺への距離は短いものの、山中の遍路道を再度200m位上がる必要があります。

前回は①のルートで問題はありませんでしたが、今回は違うルートを試してみたいと思い、②のルートを選択しました。

時刻は、13時20分です。

写真で見るほど、実際の遍路道はそんなには荒れていませんが、明るい時間帯に通過したい道です。

14時に玉ヶ垰(たまがたお)、標高455mに到着しました。

玉ヶ垰(たまがたお)から今日の宿 植村旅館まで

玉ヶ垰からは、車道を進みます。

ここからは、神山の市街地やその裏にある山の景色が奇麗です。

こうして家の前を手入れされている地元の方がいるって素敵な集落です。

神山の遍路小屋の写真です。眺望が素晴らしいです。

植村旅館がある阿野本名の集落には、写真のようなぬいぐるみが、いたるところで町を彩っています。

かなり自由な作品群です。笑

歩き遍路への励ましのメッセージも書かれていました。

15時15分、植村旅館に到着しました。

本日の宿 植村旅館

想定していたよりも早く宿に着くことが出来たので、宿でゆっくりすることが出来ました。

歩き遍路を11番藤井寺から始めて、12番焼山寺を打った後の玉ヶ峠越え遍路ルートは、植村旅館が営業していなければ成立しないと思います。

幸いなことに、お嬢様が後を継いでいるので、当面の間は大丈夫だと思いますが、遍路宿の廃業が進む中、頑張って欲しいです。

区切り打ち1日目を終えて

私はトレイルランニングをやっており、一般の方よりも健脚なので、今日の日程については、誰でもお勧めできるような内容ではないかも知れません。

玉ヶ垰越えルートは標高の高い山中なので、暗くなるのは春で16時頃であることを考慮すると、手前の鍋岩には、遅くても15時までには到着しておきたいです。

雨のような悪天候や日の短い秋冬であれば、最低でも1時間早く見積もる必要があります。

焼山寺から鍋岩までは、1時間ほどですので、焼山寺までに要する時間を逆算して一日のスタート時間を決められることをお勧めします。

もし鍋岩に15時までに到着できないようであれば、神山の市街地へルートをとった方が安全だと思います。

 

 

 

 

 

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