マザーズ銘柄への担保設定②

今回は、企業アプリやWEBサービスのデザイン支援を手掛けるグッドパッチ(7351 マザ 時価総額240億円)の話題です。

出所:2021年11月2日 変更報告書No.5 土屋尚史
株券等に関する担保契約等重要な契約の締結
EDINET

概要

今回、同社代表取締役の土屋氏が、個人で保有する同社株式500千株(約15億円相当)を、借入の担保として野村証券に差し出しました。

開示情報を見て思う事①

同社株式はマザーズ上場銘柄です。

担保の掛目としては、恐らく40%前後ではないかと思われますので、6億円程度の資金需要があったと思われます。

同社の主幹事である大和証券も今年の1月に個人と資産管理会社合算で、800千株の担保設定を行っています。

従って、今回の資金調達と併せて、大体10億円前後を借入したものと推測されます。

資金使途までは開示されていませんが、何に使われたのでしょうか?

開示情報を見て思う事②

マザーズ上場銘柄は、特に大手銀行では担保としては預かりにくいので、大抵は証券会社からの借入となります。

しかし、資産管理会社設立後に同社株式を移管した際、みずほ銀行から150百万を借入していたことが変更報告書に記載されています。

まだ上場前の段階ですから、無担保で借り入れたのではないかと推測します。

同社は、昨年6月の上場後、1年半で時価総額が200億円を超えるまで成長した訳ですから、みずほ銀行の担当者は、リスクに見合った融資を行ったと評価されるべきだと思います。

優れたビジネスモデルはあるが、担保がないという新興企業オーナーの資金ニーズに対して、いかに応えるかが金融機関の今後の明暗を分けるかもしれません。

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